あまのじゃく思考トレーニング

流れに逆行してみる

今回も一部、書籍「0ベース思考」からの引用です。


私は研修でクリティカル・シンキングの講座も担当しています。


その中で

「人はいかに自分の思い込みにとらわれているか」

「その思い込みを脱することができないか」

を痛感しています。


詳しい内容は私の講座を受けていただくとして笑、そのような思い込みにとらわれない簡単なトレーニングがあります。


それは「時流のあえて反対を考えてみる」のです。


○○が流行りそう、となったらその逆の流行らない理由を考える。

反対に××は流行らない、となったらその逆の流行る理由、もしくは「自分だったらどう流行らせるか」を考えるのです。


たとえば最近では・・・Googleなどによる「自動車の自動運転」が話題です。

100%は無理でも、一部は自動化していくことでしょう。


自動運転なんて夢の様な話だ、と思うかもしれません。でも同じように夢の様な話だった「言葉が簡単に翻訳される」なんてのもSFやドラえもんの世界だったのが、今ではかなり有効になっていますしね。


だからどうやって自動運転が実現化され、普及していくか?を考える・・・のもいいですが、ここはあえて「自動運転のデメリット」を考えてみましょう。


たとえばこんなものがあります。


・車をより多く使い、渋滞や大気汚染がかえってひどくなる。

・飲酒運転の心配がなくなって飲み過ぎる。

・ハッキングされてテロに使われる。

・プログラミングのミスで事故になる。


どうでしょう、いろいろと課題がありそうですね。


ただしこれらはあくまでも思考のトレーニングであり、「新しいことの足を引っ張る」ためのものではありません。あえて世の中の主流と逆を考えることで、思考の枠からはみ出すのです。


みんなが「A」だというときにこそ「B」や「not A」を考えてみる勇気が必要です。