ライフスタイルを知る意外な方法

○○を聞けばその人がわかる

先日、広島の夕方のローカルニュースを見ていました。


居酒屋で飲んでいる一般の人に今月気になったニュースを挙げてもらうという企画だったのですが、マーケティング的にとても興味深い点が一つありました。


それは、インタビューに答える人の年齢や職業と共に「乗っている車」を紹介していたのです。


これはインタビュー内容と共に、その人の考えやキャラクターがとてもわかり、面白いと思いました。


例えば同じ「40歳、男性会社員」でも愛車が「プリウス」か「ノア」か「ミニ」か、で全然印象が違いますよね。しかもポイントは「好きな車」ではなく「実際に乗っている車」なことです。


例えばノアなら「子供が多いんだろうな」、ミニなら「こだわりがありそうだな」などと想像できますよね。愛車からその人の個性やライフスタイルが透けて見えます。


実は私も、ユーザーインタビューのときに、車とまったく関係ない商品の調査であっても、たいてい愛車についてお聞きします。(企業秘密なのですが...)


その際、例えば50代の割とゆとりのある暮らしをしている男性が「昨年までは燃費の悪い高級外車だったのがプリウスに乗り換えた」などと答えたとします。


そこから「量より質になったのかな、手の届く範囲で暮らしをすることにしたのかな」などと想像できます。そこから、このタイプの人に売るには「豪華さ」よりも「環境対策」が大事だな、などと仮説が立てられます。


このような、その人のライフスタイルや考え方(難しく言えば定性面、サイコロジカルな面)は、真正面から「あなたは贅沢な暮らしをしたいですか」「環境が大事ですか」などと聞いてもわからないものです。


ところが「愛車」を聞くと、その人の考え方や暮らしぶりがよくわかります。人をよく知るにはオススメの方法です。