分類でわかったつもりになるのは危険

「とりあえず整理」していませんか?

ぐちゃぐちゃとした情報に対して、情報を「整理」「分類」することはとても大切です。


私も、初めて接する企業や商品などには、まず情報を整理することから始めることが多いものです。


ところが、コンサルティングや研修を行うと、この整理や分類を目的としてしまうことが多く見られます。

(かくいう私もやってしまうことも...?)


きれいに情報をグループ化したり整理したことで、なんとなく「わかった」つもりになってしまうのです。


例えばホテルを分類するときに「ビジネス向け」と「ファミリー向け」などと分類してしまいがちです。しかし実際にはリーガロイヤルにはビジネス客もいればファミリー客もいるわけで、このような分け方は適切ではありません。


にも関わらず、なぜこのような分類をしてしまうのでしょうか。それは、分類や整理が「目的」になってしまっているからです。


実際には分類や整理は「目的」ではなく「手段」のはずです。しかし、このように2グループに分けることでなんとなく「整理した」気分になってしまうのです。「何のために」「どのように」分けるか、が明確でないのに分けても、それはただいたずらに並び替えただけです。


他にも5Sや家庭のしつけなどで「整理すること=(無条件に)いいこと」という認識が頭に染みこんでしまっているのかもしれません。


整理や分類は「手段」であり、「何のために」整理するのか、を忘れないようにしたいものです。