「現物」だけでなく「現場」も

会議室で本質はわからない!

先日、ある食品会社をお手伝いする機会がありました。

 

その会社では、一般消費者向けにおみやげ用や贈答用をメインとした商品を製造・販売しています。

 

そのパッケージを見ると、第一印象としては正直なところ

 

「地味で目立たないのでは」

「もっと商品の特徴がひと目でわかるようにしたほうがいいのでは」

 

という印象を持ちました。中身はいいのにパッケージで損をしているのでは、と直感的に感じたのです。

 

その後、実際にお土産売り場でその商品を見る機会がありました。

 

すると、当初のパッケージの印象は逆転しました。

 

お土産売り場には、派手な商品が数多くゴテゴテと並んでいます。

 

その中でその企業の商品が複数個並んでいると、その部分だけすっきりとしていて、上品さや上質さが際立つものになっていました。

 

ぱっと見では「地味」なパッケージも、お土産売り場ではむしろそれが「他のごちゃごちゃしたパッケージの土産物との差別化」になっていたのです。

 

私たちは会議室で良い・悪いを論じがちです。しかしお客様が欲しい!と判断するのは売り場という「現場」です。現物というモノだけではなく、それに直に接する「現場」も大切にしなければ、と思い直しました。